AMD FX8120自作PC | Stella Express

AMD FX8120自作PC

2014.03.18

第二弾!(?)AMD FX8120で作る自作パソコン と自作方法(作り方)のおさらい

第一弾のCore i7 920のパソコンをグレードアップ。
全然快適でしたが、8コアの魅力に惹かれてAMDのFX8120を買ってしまいました・・・。

今まで’99のモバイル メビウス Celeron333から、Athlon 64 3000+(!)にステップアップ。
その後、仕事でSocket939のAthlon 64 X2 4200、AM2の5200を使い。
現在はCore i7の部屋パソコンと仕事用のPhenomII X6 1055Tの構成になりました。

Athlon64 X2からPhenomに換えた時の感動が忘れられず
今あるPhenomII をFX8120に換えるよりは、1世代昔のCore i7を入れ替える方が良いだろうということになり
結局まだまだ現役のi7さんのマザーとCPUを入れ替えました。

あらかじめ断ってしまうと、ゲームは興味が無いのでベンチマークしてません・・・・。
頻繁に使うソフト、WEBブラウザ・Dreamweave・Photoshop・Illustratorあたりが快適に動けばいいかな!って基準です。
少し開いた時間にパカっと開けて、増設してドライバ類インストールしました。

結論から言ってしまうとアプリケーションの起動時間は体感では変わりません!
X2 5200+からPhenomII に移行した時には24秒→6秒位と大幅に短縮されて激速じゃん!って思いましたが
今回は僅かに早くなったかな・・・?程度であまり変わっていません。
その代わり、安定性が劇的に改善されて驚きました。
アマゾンでセールしていたCreative Suite CS5.5 Premiumを導入したのですが、
すべてのソフトを起動して色々同時に作業しても一瞬で反応して切り替わり、「応答がありません」なんて言葉は出ません。
ネイティブで64bit、8コア対応なので動画のエンコードもバリバリ書き出してきます。
デュアルコアだとのろくた日が暮れそうな程遅い変換も、FX8120だとプロセシングバーが目に見えて減っていくので気持ち良いです。
ここまで変わるなら、PhenomII , i7 920, FX8120でエンコード時間を測っておけばよかったです・・・。

なので既に6コアを使っている人にとっては、わざわざ8コアに換える意義は薄いですが
デュアルコア(Core2 Duo AthlonX2など)からの買い替えだと劇的に動作が改善するはずです。
それと、山ほどソフトを同時起動する人にもおすすめです。

(オーディオ機器の例えですが)FOSTEXのHP-A7からHP-A8の買い替えだとインパクトは薄いですが、
3万~8万円程度のCDプレーヤーからのグレードアップだと劇的に音質改善が望めるのと同じようです。
上位のFX-8170なら・・!なんて考えても体感速度だとあまり変わらないと思います。

 

パソコン自作

今回は自作方法をおさらいしたいと思います。

自作パソコンのメリットと言えば自由にパーツを選べる。故障した時に自己解決できたり、最小のパーツ交換で済むこと。
他にはマシンのパワー不足を感じた時にメモリ、CPU、M/B、グラフィックカードなどパーツ単位でパワーアップできる事です。

’90~00年代と違って15万円あればCPUを上位グレード(Core i7等)、64bitのWindows7、FullHDのディスプレイ一式組み立てれます。
ただオーディオ機器と違って陳腐化が早いので、最上級のパーツで揃えるよりは普及帯で揃えて、
次の世代のパーツが出で価格が熟れた時に、手元のパーツをリセールして新しくしていくと、あまり費用を掛けずに
メーカーパソコンの新製品に近いスペックを維持できると思います。

自作パソコンはデメリットもいろいろあります。
昔はメーカーパソコンより遙かに安い価格で組立られましたが、今は(新品で一式組み立てた場合)自作の方がお金がかかります。
やりだすと分かるのですが、「電源はあまりケチらない方が良い」「CPUクーラーは大型で静寂性重視」などと、ついパーツに拘ってしまうので、
結果としてメーカーパソコンより高くなってしまうことがしばしあります。

他にはパーツ同士の相性保証が無いので、もし起動しなくても自己責任ということ。
音楽再生ソフトや動画再生ソフトなどのサポートにも「自作パソコンは除く」と書かれていることも多々あります。
なので何をするにも自分が責任を取らなければならないということです。
その代わり自分で問題解決(何度も組立直したり、ドライバを英語で探したり、システムの環境設定、デバイスマネージャなど)
基本的なトラブルも自然に解決できるようになるはずです。

ある程度慣れてくると、メーカー製のデスクトップパソコンをメンテナンスできたり、ノートパソコンのHDD・メモリ・薄型ドライブ交換
マックブックでもSSD換装や光学ドライブのオーバーホールなど、正規で何万円もする修理が2~3千円で済んだりと何かと便利です。

AMD FX8120

Bulldozerアーキテクチャーを採用したハイエンドCPU(8コア/定格3.1GHz/Max Turbo 4.0GHz/TDP 95W・125W/L2キャッシュ8MB/L3キャッシュ8MB)
BlackEditionと言うことなのでお決まりのオーバークロックが可能です!

以前のモデルと違って箱がかっこよくなりました!
ただ、CPUの部分が繰り抜いてあるので、小物入れには使えなさそうです・・・。
自分は煙草吸わないですが、おじ様がAMDの缶缶を吸殻入れにしていたら渋くてカッコイイと思います。

リテールのクーラーとシールが付属します。もっと何枚もくれればいいのに。

マザーボードはギガバイトのGA-990FXA-UD3です。
よく使う箇所から説明すると、USB3.0ポートが標準で4ポートも付いています。
他にはUSB2.0 X3POWER(3倍USB電源)と言ってUSBデバイスに供給する電力を従来の500mAから3倍の1500mAにパワーアップするポートが6ポートあります。
ウォークマンやiphoneの急速充電やモバイルHDDなどのUSB電源に依存する機器の安定性が向上したりします。
またOn/Off チャージと言って電源が切れている状態でも、周辺機器を充電できるポートがあり、数年前のM/Bより格段の機能性が向上しています。

メモリはデュアルチャネル DDR3 2000+ MHz対応で最大32GBまでサポートします。
御存知の通り、同一種類のメモリを選ぶと良いです。

付属品ですが、リアパネル以外に、CrossFire(同じグラフィックボードを2枚刺す)のケーブル。
丁寧にもシリアルATAケーブルも付属します。
分厚いマニュアルも付属するので、正しく組み立てたい方は目を通すと良い筈です。

組み立て方法(初心者向け?)

組立ですが、まずマザーボードを取り出す前に空のPCケースなどを触れて念のため静電気除去します。

1.あらかじめマザーボードにCPUを取り付けます。
ソケット(はめ込み部分)のヒンジ(金属の棒)を立てて、CPUの四端に「△」のマークがあるので、ソケットと△を合わせて差し込みます。
その際に無理に嵌めこまないで、そっと置くだけにします。スコっとはまらない場合はピンを確認して向きを正してください。

2.次にメモリも差し込んでおきます。
メモリにも向きがあるので、接触端子の「凹」ってなっている切り込みを確認してマザーボードのメモリソケットに合わせてください。
しっかり嵌めこむために、メモリの両端を人差し指で押し、同じ力を掛けます。

1枚、2枚、4枚のいずれかがおすすめです。
2枚以上使う場合は最初に1枚だけ刺して「最小構成」で起動するか確認すると良いです。
面倒な場合は一気にすべて差し込んでおいて構いません。エラーが出た場合は、メモリーを1枚だけにして起動テストしてください。
1枚だけ挿す場合は、ソケットに小さく番号が振ってあるので1番から順にはめ込んでください。

3.CPUクーラーをはめ込みます。
インテルと違い、AMDのクーラーは結構はめ込みやすいです。
純正のクーラーの底にグリスが塗ってあるので、触れずにそのままCPUの上に置いて下さい。
社外品のクーラーはグリスが塗ってない場合があるので、その時は付属のグリスをごく薄く下地が見えなくなるように満遍なく塗って下さい。
PCショップに熱伝導率が高いグリスも売っているので、お好みで選ぶこともできます。
CPUに完全に密着させるのが目的なので、正しく嵌っているか慎重に確認して下さい。

マザーボードにCPUファンの電源があるのでケーブルを差し込みます。上下向きがあります。

4.次にケースに電源を取り付けます。多分簡単です。
マザーボードを沈めた後だと入れ込むのがとっても大変なので先につけると良いです。

5.光学ドライブ・カードリーダーなどを取り付け。
好みの位置にはめ込んでビスで止めます。後々レイアウトの関係で移動することもあるのでとりあえず1,2本の仮止めでも良いです。

6.ケースにネジを取り付け。ケースにATX、Micro-ATX=E7などとあるので手元のマザーボードの規格に合わせてビスを止めます。
例えば、マザーボードの箱にフォームファクター「ATX」とあり、PCケースにATX=E6などとあれば、E6と書かれた穴にビスを合わせます。
ねじ切れしない程度に強く止めておきます。
斜めに刺さらないように初めは手で回しておき、あとから増し締めして下さい。

7.マザーボードにコネクタ類を付けます。
ケースの上に載せて作業するので、箱の中敷ダンボールやタオルなどPCケースやマザーボードに傷が付かないように置いて下さい。
取り扱い説明書を見れば確実ですが、マザーボードにF-PANELなどとあるので、フロントパネルの端子を文字のとおりに合わせて差し込みます。
他にUSB_01、USB_02などとあるので、USBの内部配線があれば1から順番に差し込んで下さい。

オーディオのケーブルはAC97とHD両方させるマザーボードが多いですが、HDのケーブルだけ差し込んで下さい。
他に画像右下の主電源。硬いので強く差し込んで下さい。
友達の自作PCのトラブルでこのケーブルが外れかかってエラーが起きたことがあります。確実に差し込んで下さい。

8.シリアルATAケーブルを差し込みます。
昔はIDEとい規格もあったのですが、今は殆どがシリアルATAケーブルです。
薄っぺらいケーブルでSSDやHDD、光学ドライブに繋げます。
これもマザーボードに数字が書いてあるので1番から順につなげて下さい。

基本的な初期設定では1から順番にブートするので、1を光学ドライブ(CD,DVD,Blu-ray)、2をSSD(HDD)などOSを入れるドライブ、3移行をデータ用のドライブやその他に割り当てると良いです。

もしRAWデータの写真や動画リッピングなど大容量のデータを頻繁にバックアップするのであれば、長めのSATAケーブルとHDD電源延長ケーブルを買ってケースの隙間から外に出しておけば、裸のHDDに高速バックアップできます。
USB3.0やeSataよりも格段と早いです。
その代わり見栄えが悪いのと、ホットプラグできないので、パソコンの電源が付いている間はHDDの抜き差し厳禁です。
起動中にHDD電源抜いたりすると壊れます。

9.マザーボードを沈める前にリアパネルをはめ込みます。
これを忘れるとあとあと面倒です。ぱきっと言うまできっちりはめ込んで隙間をなくして下さい。
ただのアルミなので多少のことでは壊れません。

あとは、ケースのファンや補助電源など暇そうにしているケーブルを次々とマザーボードに差し込みます。

少佐「床の補助端末に繋いで。」
気分はバトーさんです。

10.最後にグラフィックボードを差し込みます。

DVIやHDMIなど特に頻繁に硬いケーブルを抜き差しするので、ビスできっりちと留めておいて下さい。
他にPCIなど色々ボードを挿すのであれば、できるだけ隙間を開けるように配置して下さい。
電源を指す必要があるので忘れないように。

11. ケースを開けたまま完全には組み立てないで起動チェック!
メモリを1枚だけ指している場合は、電源OFFしてすべて差し込む。仮止めしている場合はすべて増し締め。
可能であれば電源の配線をタイラップ(100円均一で売ってるプラスティックケーブル)かホットボンドで取り回して
ファンや発熱部分、排熱部分にケーブルと端子が行かないように綺麗に配置するとGOODです。

OSをインストール
おすすめはシステムをSSDに保存して、データ(マイドキュメント、マイ・ミュージックなど)を大容量HDDに保存する事です。
Windowsの起動時間と常用するアプリケーションの立ち上がりが劇的に早くなります。

音楽を聞くのであれば、収音スポンジをケースの空き部分に貼り付けることによって、より静かになります。
OSをインストールして起動したのであれば、サイドパネルを閉めてデスクに設置すればほぼ完成です。
あとはドライバ類(マザーボードやグラフィックボードに付属、もしくはネットから最新版をインストール)、
セキュリティ対策ソフトを導入、ノートンやマイクロソフトエッセンシャル(無料)。他にオフィスやゲームなどお好みのソフトウェアをインストールすれば完成です。

日本語入力支援ソフトを入れておくと色々便利です。以前はATOKでしたが、今はグーグル日本語を利用しています。
自分のアドレスを単語登録で「アドレス」などと覚えさせておけば、会員登録や通販サイトなど何度もメールアドレスを入力する
必要があるときに間違えずに素早く入力できるので非常に便利です。
あとは拡張子を「マイコンピュータ」などのファイラー画面で「整理」→「フォルダーと検索のオプション」をクリックして「登録されている拡張子を表示しない」のチェックを必ず外しておきましょう。

メモリを24GBなどと沢山積んでいる場合は、システム領域にページングファイルとハイバネーションの予約枠を確保されて、容量の圧迫を感じると思います。
特にSSDで少ない容量をやりくりしている場合はこちらのサイトなど参照して下さい。

番外

このFX8120ですが、電源ボタンを押すと
「ぶおおおおーーーん!!!!きぃぃぃぃぃいいいん!!!」
と凄まじいファンの音で、離陸寸前の旅客機エンジンサウンドを手軽に楽しめます!
クーラーマスターの静音スポンジ付き&サイドパネル完全密閉のモデルなのに、揺れる程凄まじい音がします。
PhenomIIの時もそうでしたが、リテールのくせに滅茶苦茶五月蠅いです。こんなん使ってる人いないだろ!って思えるほど五月蠅いです。
結局、色々迷ったげくCcorsair H80という水冷を導入しました。1から4段階までファンの回転を設定できて、最弱だと真夜中でも気にならないほど静かです。
最弱設定で6時間以上起動していても平均温度は44度なので、完全密閉ケースにしては優秀だと思います。
通気性がよくエアフローに優れているケースで、クラーのファンを2~3段目の設定にすればかなり冷えると思います。そのあたりは用途とお好みで選ぶと良いです。

内蔵サウンドカードの音質 Realtek ALC889

ちょっとこのサイトっぽい記事を追記します。

このマザーボードは
> S/N比108dB によるHD再生
>2011年にリリースされるGIGABYTEのマザーボードは順次、Realtek ALC889を搭載することを基準としています。
>Realtek ALC889はマルチチャネルHDオーディオをサポートする高性能なオーディオコーデック。
> 信号対雑音比(*SNR)108dBの優れた再生品質でBlu-rayを存分にお楽しみ頂けます。
>(*SNRは信号の量に対するノイズの量で単位はdB[デシベル]で表されます。SNRが高ければ高いほど信号に対するノイズの量が少ないことがわかります)

ということでSN比の優れたサウンドチップが乗っているらしいです!
早速ソニーのMDR-Z1000を差しこんで試聴してみました。
恐ろしいことにフロントパネルはノイズの嵐で、音が鳴っていない時もずっと電子音がするのですが、
リアパネルつまりマザーボードに直接挿すとノイズが一切乗らずに、思いの外綺麗な音が出ます。
外付けのサウンドカードには太刀打ちできませんが、以前のAC’97やHDオーディオと比べると、いくらか音にまとまりが出て聞こえます。
ローとローミッドの輪郭のぼやけた不足感と、ピアノの音が平均化(良く言えば柔らか)されて違和感がありますが、
オンボードにしては意外と優秀です。