ルイジャド / ペルナンヴェルジュレス クロ ド ラ クロワ ド ピエール 2018

Louis Jadot Pernand-Vergelesses Clos de la Croix de Pierre 2018 ルイジャド ペルナン ヴェルジュレス

トップノートは摘みたての苺と茎やへた。 良質な村名ヴォーヌロマネの香りを錯覚させる赤いバラ。味は薄めでフィサンのような石灰質?だけれど香りは、スミレや薔薇。 味は別としてモンジャールミュニレのVRの香りにとても良く似ている。

少し経つと樽由来のバニラと生のカシス。最近開けたシモンビーズのオー・ヴェルジュレスのように、可愛らしくチャーミングだけれど、こちらは茎や花梗のタンニンが弱く抜栓直後から全開の飲みやすさがある。

完熟寸前のイチゴのような甘味が全面に出ていて、酸味と渋みのバランスが高い。 ショートケーキに合わせても、甘味が負けないくらいに優しい。ただ、5〜10年以上の長期熟成となると骨格が心許ない気がする。 若いVTをすぐ開けるならこれがお勧め。
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